皆さんこんにちは!
工務のくぼたです
猛暑日が続き、外に出るのも億劫なここ最近、外仕事の多い工務はひーひー言いながら現場に出ております
そんな今回は、地縄張り作業の様子をお伝えしたいと思いますので、少々お付き合いください
地縄張りとは建物を建てる前に、設計図と照らし合わせながら、一つ一つのポイントに杭を打ち、その杭を紐やテープで結んでいく作業のことをいいます。
どういった意味があるのかというと、これを行うことで建物の位置を把握することができ、施工後のイメージもできるということなのです
この、ポイントに杭を打つときに必要なのが、トランシットというこちらの測量機器。
角度だったり、相対距離だったりを測ることのできる優れものなんですが、実はこれ設置するだけでもなかなか難しいんです
やらせ疑惑のあるこちらの写真ですが、圧をかけるOIKAWAさんに負けじとトランシットを据える私です(実際には優しく見守ってくれています)
大ベテランのISHIKAWAさんと、先輩のOIKAWAさんにご指導頂き、一人で設置できるまでに至りましたまだまだ大ベテランには及ばぬ早さですが、日々成長しております・・・・
地縄張りが終わると、レベル側量という、敷地の高低差を測る作業に移ります。
皆様お待たせ致しました、哀愁漂う背中part2です(part1は草刈編へ→)
ISHIKAWAさんは、物差しを計測点に対し垂直を維持しながら持つという重要な役割を果たしております。その目盛りを、OIKAWAさんが測定器で読み取っていきます。
こちらも、建物のGL(地面の基準となる高さ)を出すというとても重要な作業なので、手を抜けません
カツアゲでも始まりそうな図ですが、要所要所で打ち合わせをする熱心なお二人です
この日もテンポよく作業を進めていき、ISHIKAWAさんの確認の下、寸分の狂い無く地縄張りを完了致しました
着工前に行われるこちらの作業、どの住宅でも必ず行われている当たり前のことなのですが、手を抜かず、正確に行うことが後の精度に繋がるという訳なんです
以上、現場リポートでした