次のこだわりポイントは・・・床下エアコンです。
床下エアコンにした理由は、人は足元を温かくする事で幸福感が増すこと、熱は上にいく性質があるため建物の1番下の床下から温めるのが効率が良かったからです。
ただし床下エアコンで建物全体を暖める為には、建物の断熱性能が良くなければならないという事が大前提にありD・LIFEに決めましたが、その中でもそれぞれの部分で商品選びにこだわりました。
屋根断熱は300mm、基礎断熱は立ち上がりが内外60mm厚で、合計120mmの防蟻EPS。底盤は100mm厚の防蟻EPS。通常よりも厚くしてもらいました。
古い建物付きの土地を購入し、とても古い建物の解体をしたため、念のためシロアリ対策をした方がいいと思い、防蟻EPSにしてもらいました。
玄関ドアはYKKapのイノベストD50複合枠仕様を採用しました。
このドアは鋼板タイプのドアですが、木製タイプのドアに匹敵する断熱性能(熱貫流率0.95/採光無)があります。
鋼板タイプは断熱性能が弱くなりがちですが、なぜ採用したか?理由は熱による反りや雨や紫外線による劣化が起きにくいので、メンテナンスが少なくて済む事と基本性能(開閉する・鍵を掛ける)が長い間維持出来るところです。
プラス、選んだデザインのものは余計な付属品が全く付いてなく、すっきりしていて即決まりました。
床材は少し意見が割れました。
妻は1Fも2Fもタイルを敷きたいということだったのですが、私はD・LIFEのブラックウォールナットがとても好きだったので、妻には『だったら1Fを床下エアコンにして、寝室除きでタイルはどうか?』と提案しました。
なぜなら、冬は1Fの床をタイルにする事で床下エアコンの熱が日中に蓄熱量の大きなタイルを温め、夜にその熱を放熱する事によって急激に室温が下がるのを防ぎます。夏は夜に冷気を蓄えて日中の急激な室温上昇を和らげます。
1Fの床にはガラリを付けて空気が上や下に移動しやすい様にしました。ガラリの位置は床下エアコンから出た空気がショートサーキットを起こさない様に考えて配置しました。
それでもやはり床下で空気の移動がしづらい所がでてくるので、現場担当の内田さんに位置を相談して温度や湿度によって自動で羽根の回転方向が変わるファンを付けてもらいました。
冬場に建物の床が温かいと移動するストレスがなくて気持ちいいです。
妻は、結果大満足です!!