M様邸 椅子を語る②編

こんにちは、

はじめまして。新入社員の及川と申します。

よろしくお願いします。

さて、連日ブログで話題のM様邸、今回は椅子の第2弾をお送りしたいと思います。

今回紹介はPK22という椅子を紹介したいと思います。

PK22のデザイナーはポール・ケアホルム(1929-1980)というデンマークの家具デザイナーです。

北欧、デンマークの家具といえば、ナチュラルで木製家具が多いイメージですが、この椅子はスチールのフラットバーをフレームとして使用しています。

家具の素材として当時はまだ一般的ではなかったスチール。

ポールケアホルムはスチールを木などの天然素材と同様に表情のある繊細さをもつ素材であると考え、家具の製作に取り入れました。

PK22の最大の特徴は強度の高いスチールの特徴を生かして薄く、シャープな設計をした事だと思います。

M様邸のお宅に置かれるPK22は発売60周年記念モデル。

足のスチールも亜鉛コーティングにて落ち着きのあるグレーとなっています。

M様邸の黒でまとめられた空間のために制作されたかのような色使いとなっています。

M様邸で一番居心地が良い場所。

それは2階リビングから続くウッドデッキだと私は断言できます。

ウッドデッキからは木々の生い茂った緑、

さらに川の流れる音が聞こえて来ます。

PK22をウッドデッキに置いて、景色を眺める事ができたら

休日の過ごし方としては最高の1日となる事でしょう。

ぜひ、見学会で日常と違う時間が流れる空間をお楽しみください。