皆さん、こんにちは
パッシブハウスの紹介をさせていただいている羽生です!早速ですが、前回に引続きパッシブハウス認定への道のり第2弾を発信します。前回の内容を知りたい方は是非下記記事をご覧ください
https://ameblo.jp/dlifeiwate/entry-12839936847.html
世界基準のパッシブハウスを建てるためには、イニシャルコストがある程度掛かります。(高性能サッシをつけたり、取り入れた熱をいつも以上に逃さないための断熱材の充填etc.)
そうなれば、環境や住む人だけではなく、やはりお財布にも長〜く優しくなければいけません。前回のブログでも「月々の電気代も抑えられる」と書きましたが、ここが、重要ですよね
そこで、実際パッシプハウスにしたら電気代はいくら違うのか
皆さんが気になっているであろう電気代についてお知らせします
それには前置きが必要です・・・
実際いろいろ調べてみても、具体的な電気代の違いを記載している資料はありません。おそらく、同じ地域・環境で、同じ間取りで同じ家族構成で、電気代を比べることが難しいから。だと思います。ですが、それだと「なぜ、サッシや断熱に費用をかけてまでパッシブハウスを目指すの?」という疑問には答えられないので・・・
東北に実際にあるパッシブハウスと、だいたい同じ坪数で6年前に建てた弊社スタッフの家の電気代とを比較してみたいと思います。
6年前に建てた弊社建物37坪・4人家族 昨年1年間の電気代
・2023年2月〜2024年3月 使用量12,249kwh = 料金 350,301円(1kwhが29円ほどです。よりそうeネットをご利用されてます)
東北のパッシブハウス33坪・4人家族
・予想年間使用量3,714kwh = 107,706円(よりそうeネットを利用したとして上記同様1kwh29円で計算しました)
350,301円 ー 107,706円=242,595円
年間242.595円電気代が違うということが分かりました
242,595円×10年=2,425,950円
242,595円×20年=4,851,900円
242,595円×30年=7,277,850円
242,595円×40年=9,703,800円(人生100年時代なので)
やはり、お財布に優し〜い。しかもお財布だけではなく
化石燃料を使用しないなど環境にも優し〜いおうちなのです。(※実際の使い方次第で電気代は大きく変動する場合があり保証するものではありません。)
また、30代で家を建てて40年後、70代。まだまだ元気な人も多いですよね。その時に、これからも上昇を続けるかもしれない電気代と長い付き合いになるわけです。そしたら、やっぱり電気代は少ない方が良いですよね。
実際にその通りにいくかどうかのデーターは収集しようと思っております。そしたらまた紹介させていただくので是非、楽しみにお待ちいただければと思います(私自身もかなり気になってるので早く知りたいです)
新築時の勢いそのままで家の中全体が一年中快適な温度・湿度を維持できて、さらに上記で紹介したように電気代が安くなる。環境や住む人にもやさしくて、素敵なデザインのお家。パッシブハウスはまさに別名「欲望だらけのエコ住宅」ということになるのです
さて・・・「じゃ、パッシブハウスで建てよう」と言うのは簡単です。
実際は、世界基準なんてそう簡単に実現できるのか?その辺の疑問を払拭すべく重要なポイントを解説させていただきたいのですが・・・。ここで一旦CMという冗談は置いといて。笑
次回は、パッシブハウスの基準をクリアするために、どこをどうアップデートしながら建てるのか、今の弊社の性能を紹介しつつそのあたりをご紹介させていただきます長々と書いてしまいましたが次回は弊社仕様の紹介をさせていただきますお楽しみに