M様邸 椅子を語る③ ミッドセンチュリー編

皆様こんにちは〜itoです!

見学会待ち遠しな〜・・・

なんて思ってましたが・・・

いよいよ、今週に迫ってまいりましたM様邸見学会ラブ

気合い充分!!

今日もブログアップしていきますよ!

前回、KimuraのブログでM様が椅子にはこだわりをお持ちという

ことをお伝えしました。

ミッドセンチュリー系がお好きなM様照れ

『ミッドセンチュリー』ってたまーに耳にすると思うのですが

ミッドセンチュリーってなんぞやびっくりびっくり!!

ということで・・・

ミッドセンチュリーとは

直訳すると「1世紀の中間」という意味で

家具業界のミッドセンチュリーとは1950年前後に誕生した家具の事を表します。

当時、家具は直線で成り立っている物がほどんどでしたが

第二次世界大戦が終了し戦時中に軍需産業が生み出したプライウッド(成型積層合板)やFRP(ガラス繊維強化プラスチック)などの新しい技術が世に出てきた事によって

インテリアデザイナー達は曲線を家具に取り入れていくことが出来るようになりました。

ミッドセンチュリーデザインの特徴としては

曲線を多用したデザイン、開放感ある時代を体現するようなポップなカラーなどが挙げられます。

ミッドセンチュリー家具は個性的なスタイルでありつつも、現代の様々なアイテムと組み合わせても遜色なく、かつ違和感なくレイアウト出来ます。

今回、そんなM様にご提案したチェアは

世界中で支持され続けるミッドセンチュリーの名作

アメリカ家具の『シェルチェア』です!

シェルチェアはミッドセンチュリーを代表するデザイナーの

チャールズ&レイ・イームズの代表作です。

「デザイン性に優れ、安価で量産できること」を目的とし製作された

背座一体型のプラスチックチェアの代名詞ともいえる作品です。

シェルチェアは脚の形も4種類ございます。

生活スタイルや空間に合わせて座面カラーや脚が選べるのですねキラキラニコ

 

↑一番左のワイヤーベースが定番モデルになります。

脚部はブラック、ホワイト、クロームの3つ仕上げから選べるのですが、

M様邸は大人っぽく

サイドチェアとアームチェア1台ずつ

座面ブラック+脚ブラックにしております。

 

 

さらにテーブルもオールブラックにし統一感抜群です!

 

朝起きて、ここで外を眺めながらコーヒーを一杯

優雅な時間が過ごせそうですよねもぐもぐ!!

シェルチェアのかっこいいデザインは当時の素材や技術の粋を集約し

名作チェアとして現在も世界中の人々を魅了し続けています。

 

M様邸 素材を”魅せる”内装

 

はじめまして!

春から入社いたしました、新人デコレーターのかさいですチューリップ

ブログ初登場です!よろしくお願いいたします爆  笑キラキラ

 

連載中のM様邸ご紹介シリーズ、今回のテーマは『内装』です!

M様のご希望により、内装を決めるうえで大事にしたのが

をあまり入れないこと」

素材やその色味を活かすこと」でした

そんなM様の思いを形にした、

こだわりの内装を少しだけ紹介しちゃいます!

 

まずは玄関ホールのご紹介。

出迎えてくれるのは奥様が生けるきれいなお花のためのスペース赤薔薇ピンク薔薇

と、漆喰仕上げのきれいな壁!!

 

漆喰は、その塗り方によって様々な模様をあしらうことができますが…

M様邸のこちらの漆喰壁、模様をつけておりません!!

模様のついた塗り壁ももちろん素敵ですが、

あえて模様をつけないことで、質感色合いなど、

漆喰そのものの魅力が伝わってくる気がします…ラブ

素材感にこだわったM様邸にぴったりの仕上げですね!

 

そして漆喰の塗り壁のおとなり。

まわりには真っ黒な壁が広がっていますが…?キョロキョロ

こちらのホールの壁と正面の台の黒は天然石を使用↓

革のような仕上げに、なめらかな質感…

自然石ならではのやわらかな雰囲気が感じられます照れ

 

 

こちらは装による黒い壁

M様邸の壁に使用した塗料は、なんとイギリス王室でも使用されているもの!キラキラ

伝統的な製法と、材料へのこだわりから、世界中の職人に愛され続けているそう。

マットでやわらかい質感の美しい仕上がりとなっていますおねがいキラキラ

 

さて、いかがでしょうかキョロキョロ??

同じ黒でも仕上げによって表情が違ってみえませんか?

シンプルな色だからこそ、その素材や仕上げの違いに思わず目が行きますキョロキョロ

 

そしてシンプルな色だからこそ!

鮮やかな色が映えるという素敵な特徴もあります!

 

玄関スペースにおかれた薪ストーブの炎

吹き抜けの天井を飾るナラ材の格子

そして奥様が生けるというお花も!

自然素材の美しい色合いは黒い壁に映えること間違いなしですニヤリキラキラ

 

ちなみに薪ストーブのうしろの面は、大谷石による仕上げ。

こちらはなんと2000万年もの歳月を経て生成されたものなんです!

歴史を感じる重厚感や、天然素材ならではの暖かみのある風合い…!!

なんだかロマンを感じませんか?ラブ

これを背景に薪ストーブの炎の温もりを感じられるなんて贅沢すぎます!!

 

こだわりの天井格子&薪ストーブについては先日のブログで紹介しております!

まだ読んでないという方、ぜひチェックしてみてください目!

 

つづいても、壁の仕上げについて。

ご夫婦の寝室の壁は漆喰なのですが…

とにかくすごいんです!

それがこちら!↓↓

なんと壁に絵が描かれています!!芸術的!拍手

 

M様邸に自生している桜の木のようにも思えますね

左官職人さんが、“へら”を使って見事に仕上げてくれました!爆  笑キラキラ

東京のハイクラスのホテルでこのような美しい仕上げの壁が見られるようですが、それを毎日、しかも自分の家で見ることが出来るなんて!贅沢ですねラブ

 

立体的な模様が描けるのは漆喰ならでは。

玄関ホールのような、模様なしの漆喰仕上げも味がありますが、照明によって陰影がつき、立体感に深みが出るのも魅力的ですよね!

これはぜひそれぞれの漆喰の壁を

ご自分の目で見て!楽しんでいただきたいですねニヤリ!!

最後にご紹介するのは、階段の先に広がるLDKの大空間!

 

ダイニング・キッチンは高級感のある大理石リビングは暖かみのあるナラ材

大きな空間ですが、表情の異なる床材で、機能別にスペースが区切られています。

空間を仕切る壁がないため、天井格子ダイナミックに感じられるんです!!

 

床材でのスペース分けにはこんな効果もあるんですね照れ

ブログをご覧の皆様にもはやく実物をみていただきたいです…!!

 

キッチンについても先日のブログにてご紹介してます!

まだ読んでないという方、要チェックです目!

 

M様邸には他にも和室ロフトなどたくさんのお部屋がありますが、どのお部屋にも仕上げや素材へのこだわりがいっぱいです!キラキラ

 

D•LIFEはいつも本物の素材にこだわってお客様と一緒にお家づくりに取り組んでいますが、

M様邸は、それにお客様の思いも重なり、

素材の魅力がもりだくさんの、とっても素敵なお家ができました!!拍手キラキラ

 

しかし本物の素材感の魅力は写真や言葉だけでは伝えきれません…えーん

ぜひ見学会で、直接見て、触れて、感じてください!!目

 

 

M様邸 椅子を語る②編

こんにちは、

はじめまして。新入社員の及川と申します。

よろしくお願いします。

さて、連日ブログで話題のM様邸、今回は椅子の第2弾をお送りしたいと思います。

今回紹介はPK22という椅子を紹介したいと思います。

PK22のデザイナーはポール・ケアホルム(1929-1980)というデンマークの家具デザイナーです。

北欧、デンマークの家具といえば、ナチュラルで木製家具が多いイメージですが、この椅子はスチールのフラットバーをフレームとして使用しています。

家具の素材として当時はまだ一般的ではなかったスチール。

ポールケアホルムはスチールを木などの天然素材と同様に表情のある繊細さをもつ素材であると考え、家具の製作に取り入れました。

PK22の最大の特徴は強度の高いスチールの特徴を生かして薄く、シャープな設計をした事だと思います。

M様邸のお宅に置かれるPK22は発売60周年記念モデル。

足のスチールも亜鉛コーティングにて落ち着きのあるグレーとなっています。

M様邸の黒でまとめられた空間のために制作されたかのような色使いとなっています。

M様邸で一番居心地が良い場所。

それは2階リビングから続くウッドデッキだと私は断言できます。

ウッドデッキからは木々の生い茂った緑、

さらに川の流れる音が聞こえて来ます。

PK22をウッドデッキに置いて、景色を眺める事ができたら

休日の過ごし方としては最高の1日となる事でしょう。

ぜひ、見学会で日常と違う時間が流れる空間をお楽しみください。